図書館の使い方
図書館は本などを借りるところ…でも、それだけじゃないんです!
 
       
				学校の宿題などで調べなきゃいけないことがあった時、インターネットを使う人が多いと思います。でも欲しい情報がなかなか見つからない、昔の出来事を調べられない、本当に信頼できる情報かわからない…という時はありませんか?
				  そんな時はぜひ図書館にきてみてください! 
  
				  図書館にはいろんな本がたくさんあります。その本はジャンル別に置いてあり、調べたいことがある棚を見れば、次々に見ることができます。過去の資料もあるので、新しい資料と見比べてみることもできます。 
				  図書館は本を借りるところですが、疑問に思ったことを解決できる場所でもあるのです。
  
				  図書館にある「けんさく君」(キーボード式とタッチパネル式があるよ)、またはパソコンや携帯電話から自分で図書館の資料を探すことができます。
でも、自分で探しても見つからない、どんな資料を使っていいのかわからない…そんな時は、図書館の人に聞いたり、レファレンス・サービスを利用してみてくださいね。
 
				レファレンス・サービスとは「何らかの情報あるいは資料を求めている図書館利用者に対して、図書館員が仲介的立場から、求められている情報あるいは資料を提供ないし提示することによって援助すること、およびそれにかかわる諸業務」のことを言います。(『図書館情報学用語辞典』より)
				  簡単に言うと、疑問に思っていることを解決したい利用者のために、情報・調べものの専門家である司書が、図書館の資料だけでなく、あらゆる情報源を使って、その疑問を解決できるような資料を探すお手伝いをすることです。
				  もし、この図書館で答えが出なくても、他の図書館に問い合わせてみたり、適切な機関を紹介したりして、利用者の手助けをします。 
  
				  たとえば… 
				  ・地名の由来を調べたい 
				  ・ペットの飼い方を調べたい 
				  ・10年前の今日、何があったか調べたい 
				  などなど 
  
				  でも、答えられない質問もあります。 
				  たとえば… 
				  ・学校の宿題やクイズ 
				  ・医療や健康相談
				  ・法律や人生相談
				  などなど
  
				  図書館は答えそのものを教えることはできません。しかし、どんな資料を見たり調べたり探したりすればいいのかを手助けすることができるのです。 
                                  見たい知りたい調べたい!そんなときはぜひ図書館へ☆
目的の資料がないときは、リクエスト(予約)サービスを利用してみてください。
貸出中の資料が返却されたら、電話やメールでお知らせします。図書館にない本は、他の図書館から取り寄せたり、購入したりします。
利用方法は、図書館に置いてある「リクエストカード」に記入をしてカウンターに持ってくる、もしくは市立図書館の本はHPからもリクエストすることができます。
わからないことがあれば、図書館の人に聞いてくださいね。
 図書館での複写(コピー)は、著作権法第31条に基づき、その範囲内ですることができます。 
				  コピーしたい資料があったら、「図書館資料複写申込書」に必要事項を記入して、カウンターに持ってきてください。その時に、コピーできる資料か、著作権の範囲内かを確認します。
				  資料によってはコピーできないものがあるので、注意してくださいね。 
	    
 
				 
図書館の本の背表紙に数字やカタカナが書いてあるシールが貼ってあるのを知っていますか?これは「請求記号」と言って、図書館の資料は内容ごとに「分類番号」と「著者(図書)記号」で整理して置いてあります。この方法を「日本十進分類法」といいます。
これを知っているとグンと本が探しやすく、図書館が利用しやすくなりますよ♪
広島県廿日市市にある「はつかいち市民図書館」に、この分類法がわかりやすく記載されているので、興味がある人はぜひ見てみてください☆